
愛犬の体に異変を感じたとき、飼い主の心は不安で押しつぶされそうになります。 我が家の愛犬、ジャックラッセルテリアのアルティが「門脈シャント(脾静脈-後大静脈シャント)」と診断されたあの日、私たち家族も同じでした。
「あんなに元気なのに、どうして?」
表情は明るく、いつも通りに振る舞っているアルティ。しかし、その体は確実に悲鳴を上げていました。あばらが触れるほど痩せ、水を飲む量が異常に多い「多飲」の症状。それは肝機能の低下がサインとして現れていたものでした。
この記事では、二次診療での手術から完全結束、そして驚異的な回復を見せた予後の全記録を、6人家族の視点から詳しくお伝えします。今、同じ病名に直面し、夜も眠れないほど不安な飼い主さんへ。この記事が、一筋の希望の光になれば幸いです。✨

家族で乗り越えた門脈シャント手術!アルティの予後と回復の軌跡

絶望から希望へ。完全結束という最高の結果を得て
門脈シャントの手術には、血管を一度に縛る「完全結束」と、徐々に閉じる方法の2種類があります。アルティの場合は、幸運にも手術中に血管を完全に縛っても門脈圧が上昇せず、一度の手術で「完全結束」を達成することができました。
執刀医の先生から「完璧に終わりましたよ」という言葉を聞いたとき、家族全員で安堵の涙を流しました。この一歩が、アルティの新しい人生(犬生)の始まりでした。





獣医師との二人三脚で挑んだ二次診療と手術の決断
近所の動物病院での去勢手術前の検査。それがすべての始まりでした。「数値がおかしい」と告げられ、紹介された高度医療センターでの精密検査。
6人家族という賑やかな家庭環境の中で、アルティの手術と入院をどうサポートするか。費用の面、術後のケア。悩みは尽きませんでしたが、専門医の明確な説明と、何より「アルティに長生きしてほしい」という子供たちの願いが、私たちの背中を押してくれました。



術後すぐに現れた驚きの変化!検査数値と体調の推移

退院前にアンモニアとALTが正常値へ!奇跡の回復力
手術前は、体内に毒素が回りやすい状態だったアルティ。しかし、血管を正しく繋ぎ直した効果は劇的でした。
驚くべきことに、退院前の血液検査の時点で、あんなに異常だったアンモニア数値とALT(肝酵素)が、すでに正常値の範囲内に戻っていたのです。先生も「素晴らしい回復力ですね」と太爆判を押してくださいました。数値という客観的なデータが、手術の成功を何よりも雄弁に語っていました。


あばらが触れる痩せ型からの脱却
手術前のアルティは、たくさん食べているはずなのにどこか「痩せ型」でした。抱き上げるとあばら骨が指に触れ、肉付きの薄さが気になっていたのです。また、異常なほど水を飲む「多飲」の症状もあり、常に体に熱を持っているような印象でした。
表情自体はもともと明るく、ジャックラッセルテリアらしい快活さを持っていましたが、今振り返れば、その元気さは懸命に病気と戦っていた証だったのかもしれません。

【食事管理のリアル】ヒルズとロイヤルカナンを使い分けた理由

4種類のサンプルから厳選!アルティが完食した「香り」と「大きさ」
術後の肝臓をいたわるために最も重要なのが「食事」です。病院から4種類の療法食サンプルをいただき、徹底的に比較しました。
- 粒の大きさ: 食べやすさは消化に直結します。
- 香り: 術後の食欲が落ちやすい時期に、自ら進んで食べてくれるか。
- 成分: 肝性脳症を防ぐための低タンパク・高エネルギーのバランス。


飽きさせない工夫。2種類の療法食をローテーションするメリット
最終的に選んだのは、信頼の厚い「ヒルズ」と「ロイヤルカナン」の2大ブランド。どちらか一方に絞るのではなく、あえて両方を用意しました。
その理由は、療法食特有の「飽き」を防ぐためです。今日はヒルズ、明日はカナンというように変化をつけることで、アルティは一度も食欲を落とすことなく、毎日の食事を楽しみにしてくれました。この「食べることへの意欲」が、回復を早めた大きな要因だと確信しています。🍚

6人家族で守り抜いた「術後の安静」と家の中での過ごし方

ジャックラッセルテリアの興奮を抑える!リビングの環境作り
ジャックラッセルテリアという犬種は、とにかくエネルギッシュ。術後の安静は、彼らにとって最大の試練です。
大きな手術痕を守るため、エリザベスカラーを装着し、リビングのソファへの飛び乗りを禁止しました。滑り止めマットを敷き詰め、急なダッシュが起きないよう、アルティの視界に入る場所におもちゃを放置しない工夫も徹底しました。
お散歩代わりの室内アクティビティ。感染症リスクを避ける徹底管理
術後の傷口が落ち着くまでは、外の雑菌や感染症が一番の敵です。大好きなお散歩も、しばらくはお預け。
その代わり、家の中で「頭を使う遊び」を取り入れました。激しく走るのではなく、隠したフードを探すノーズワークなど、興奮させずにエネルギーを発散させる方法を模索しました。これが、室内での安静生活を成功させるコツでした。🏠


子供たちと共有した「アルティの傷口を守る」という約束
我が家は4人の子供がいる6人家族。普段はアルティともみくちゃになって遊んでいますが、今回ばかりは「今はアルティの体を治す大事な時期なんだよ」と真剣に話しました。
子供たちは幼いながらも状況を理解し、アルティが興奮しそうになると優しくなだめたり、静かに寄り添って絵本を読み聞かせたりしてくれました。家族全員が同じ方向を向いてアルティを支えたこの時期は、私たち家族にとっても忘れられない絆の時間となりました。👦👧

術後数ヶ月で体重4.0kg→5.3kgへ!本来の輝きを取り戻したアルティの成長記録

肝機能の回復がもたらした「栄養吸収」の劇的な変化
手術前、4kg付近で停滞していた体重。あばらが浮いていたあの体が、術後数ヶ月で5.3kgまで力強くアップしました。
これは単に「太った」わけではありません。肝臓が本来の機能を取り戻したことで、食事から摂った栄養を効率よく全身に届けられるようになった証拠です。あばらには程よく健康的な肉が付き、抱き上げたときのずっしりとした手応えは、生命力の力強さを感じさせてくれます。
目立たなくなった手術痕。これからの成長への大きな期待
あんなに痛々しかった手術の傷跡も、今では毛に覆われ、どこにあるか分からないほど目立たなくなりました。
現在の体格は、これまでの成長の遅れを一気に取り戻すかのような勢いです。標準的なジャックラッセルよりも立派で逞しい体格になるのではないかと、家族でワクワクしながら将来の姿を想像しています。🌟

門脈シャントの手術を振り返って。飼い主さんに伝えたいこと

早期発見と高度医療センターへの紹介が救った命
もし、あの時去勢手術前の検査をしていなかったら。もし、数値の異常を「体質かな」と見過ごしていたら。そう思うと、今でも背筋が凍ります。
門脈シャントは、適切な時期に適切な治療を行えば、アルティのように劇的に回復できる病気です。少しでも「おかしい」と感じたら、専門の医療機関を受診することの重要性を痛感しました。

家族の絆を深めてくれたアルティへの感謝
アルティの闘病を通じて、私たち家族は「命の尊さ」を改めて学びました。子供たちが犬の健康を気遣い、共に回復を喜ぶ姿は、親としても大きな成長を感じるものでした。
アルティ、我が家に来てくれて、そして頑張ってくれてありがとう。これからも、みんなでたくさんの思い出を作っていこうね。🐾

万が一に備える。ペット保険と定期検診の重要性
最後になりますが、今回の高度医療にかかった費用は決して安くはありませんでした。このようなケースに備え、ペット保険の加入を検討してみてもよいかもしれません。私たちは「お金の心配」を最小限にして、アルティにとって最善の治療方針を選択することができました。
愛犬を守れるのは、飼い主である私たちだけです。定期的な健康診断と、もしもの時のための備え。それが、愛犬との幸せな時間を長く続けるための、一番の秘訣かもしれません。
大家族だからこそ、不測の事態に備える仕組み作りが大切だと痛感しています。


家族の健康を願う気持ちは、みんな同じ
アルティの手術を経験して感じたのは、家族(ペット)の健康こそが、私たちの幸せの土台であるということです。
実は我が家には、マックスやアルティの他にも、大切な家族がいます。チンチラの「ぴょん吉」です。 種類は違えど、小さな命を守り、健康を管理する責任と愛情に変わりはありません。

エキゾチックアニマルの飼育や健康管理についても、別ブログ**「チンチラ専門ブログ:チンチラのぴょん吉」**で詳しく発信しています。ワンちゃんを飼っている方も、小動物を愛する方も、大切な家族の健康を守るヒントとしてぜひ覗いてみてくださいね。
にほんブログ村
※本記事にはアフィリエイト広告が含まれております。
※すべてDPが実際に体験・使用し、心からおすすめできるもののみを紹介しています。




































コメント